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黃聲遠(Huang Sheng-Yuan)黃聲遠(Huang Sheng-Yuan)特別講演会「田んぼの中の工作群」 (7月13日)

黃聲遠(Huang Sheng-Yuan)特別講演会「田んぼの中の工作群」

(紹介サイト)

■日時: 二〇一五年七月一三日(月)一九時〜二一時 (開場一八時三〇分)
■会場: 早稲田大学西早稲田キャンパス  五七号館二○二教室
■アクセス ・JR 山手線 高田馬場駅から徒歩一五分 ・地下鉄東京メトロ 副都心線 西早稲田駅に直結
■申し込み不要。参加費無料。
■逐次通訳 黃俊銘氏
■主催:早稲田大学創造理工学部建築学科

黃聲遠(田中央聯合建築師事務所+田中央工作群)さんとは、昨年12月に台北で行われた建築セッションで初めてお会いしました。「人々のための建築」というタイトルの講演会で様々な地道な試みが紹介されていましたが、なんか、えらく面白くて、奥深そうな実現した建築プロジェクト群の紹介がありました。
既存の自動車用橋梁の下に木造の歩行用の橋を吊り下げるプロジェクトとか。
しかもそれが公共建築だという。
宜蘭(イーラン)という穀倉地帯で手を替え品を替えまちを作っているという。
最近の日本の「バリアフリー」な建築状況では考えつかない、大胆さがありました。石山修武さんがリアスアーク(1994)を実現した時のような、建築的アイデアとその実行者たちのもっていた雰囲気に似た魅力を感じました。もちろん吉阪隆正+U研究室や、台湾にも展開した象設計集団にも似ていましたが、より洗練された感じも受けました。
会場の若い先生をつかまえて、評判を聞きました。彼言うに、「あの人は僕が若い頃のスターだ。いまでもそうだ」、と。これはいい!
終了後の食事会で挨拶しました。ロイドメガネの面白い顔でした。ダミ声でした。私とほぼ同年代でした。
「このカニおいしいですね」
「この時期がベストだね」
「講演料が限られているけど早稲田大学で講演会してくれませんか」
「お。そういや、その頃、日本で展覧会するんです。そのついでに寄れます。早稲田大学、結構じゃないですか。光栄だ!」(まあ、そんな感じの会話だったと思います。)
というわけで講演会を開催します。久しぶりに建築家に惚れました。みなさん、どうぞ来てください。面白いですよ。当日は藤森研究室出身の黃俊銘先生による逐次通訳もあります。



Who is Huang(Hwang) Sheng-Yuan?;
Huang(Hwang) Sheng-Yuan, born 1963, Taipei, Taiwan, graduated from Tunghai University Dept. of Architecture and received his M. Arch. with Honors from Yale University, 1994 settled down in Yilan. 19 years of practicing in the field, he is currently the Principal of Fieldoffice Architects, and also the mentor of Field School, initiated architectural actions with a group of young architects from all around, gradually expanded to the diverse re-development of the local ecology, waters, and the urban space.