• HOME
  • 建築学科を志す皆さんへ

建築学科概要1-01

人間生活の基礎を創る技術と芸術の総合を学ぶ

本学科は私大の建築学科として最古の歴史を持ちます。1909年の学科創設以来、数多くの優れた人材を輩出し、国内外から高く評価されています。
2000年度より、学部大学院を一貫する6年間の教育課程を実施し、近年国際社会において要求されている、建築の専門教育を5年以上とするUNESCO / UIAの建築教育憲章(1996年制定)にも適合しました。
従来どおり4年間で学部を卒業することも可能であり、将来残り2年間の大学院教育を受けることにより、その基準を満たすことができます。

建築学科の授業について
多様な留学制度について
学費・奨学金について 建築学科独自の奨学金
各教員・研究室の活動についての各研究室のWEBサイト

授業1-02

建築学科および建築学専攻は建築芸術学分野と建築工学分野から構成されています。建築史は各時代の建築表現や技術、また社会と建築の関連を幅広く学びます。
近年ではエジプト、カンボジアのアンコール、ベトナムのフエなど海外の歴史遺産の修復保存も手がけています。建築計画は建築家として活躍する教員による実践的な設計演習を中心に、国内外で活躍する建築家や建築企画者の養成を目指します。
都市計画は徹底した現場での演習を基礎に、都市デザインから市民参加のまちづくりまで実践的に研究するとともに、職能確立のための人材育成をおこないます。環境工学は室内や都市の快適性向上や防災、エネルギー問題の解決をめざし、建築設備、建築環境、都市環境、防災工学の技術や理論を研究します。建築構造は建築物の安全性を確保するため、地震工学、耐震構造、振動工学、弾性力学、曲面構造、土質・基礎工学から構造信頼性、構造制御、制震構造、免震構造まで幅広く研究します。建築材料及施工は新素材、新構法や施工技術の開発や生産管理などの実務に直結する課題について研究します。
学部・大学院を通して、2007年度より、学部および大学院修士課程の合計6年間を対象とするJABEE(日本技術者教育認定機構)の教育認定を目指した新カリキュラムをスタートさせ、教育のさらなる充実を図ります。
(カリキュラムは大学院・学部の6年を一貫するビジョンの元に編成されていますが、学部と大学院が統合されたわけではありません。従来通り学部4年間で卒業し社会に出ることも可能です。また大学院に進学するには試験に合格する必要があります。)

建築学科/建築学専攻のカリキュラム概要

学習環境1-03

早稲田大学西早稲田キャンパスでは、充実した建築の専門教育・研究環境が整えられており、大人数の講義に対応できる教室設備や、手書き、CAD製図、情報リテラシーを行う製図室環境、模型制作や製図指導を行うスタジオ環境、工作実験室・材料実験室などの多彩な工作機械を装備した工作環境、最先端のコンピュータ、出力機器を備えたデジタル環境、そして40万冊の蔵書をもつ理工学図書館をはじめとするリファレンス環境など、様々な学習、研究に対応可能な設備や空間を整備しています。また、キャンパスには600台を超えるパーソナルコンピュータやワークステーションが設置され、講義の他、オープン利用も可能となっています。また、キャンパス内のネットワークは高速な環境を有しており、中庭や各教室、研究室からwi-fi等を通じインターネットの利用ができるように整備されています。

  • 製図CAD室
    製図CAD室
  • 57号館建築設計スタジオ
    57号館建築設計スタジオ
  • 57号館階段教室
    57号館階段教室
  • 村野読書室
    村野読書室
  • 55号館アトリウム
    55号館アトリウム
  • キャンパス中庭
    キャンパス中庭
  • 理工学図書室
    理工学図書室
  • 材料実験室
    材料実験室
  • 木工室
    木工室
  • 学生ラウンジ
    学生ラウンジ

学習環境1-04

建築史系

  • 中谷礼仁研究室
    Norihito NAKATANI Laboratory

    過去は「あった」のではなくて「いる」。歴史は現在にも影響を与えている。建築史学をアップデートして歴史工学、そして生環境学へ。全球的時間をも含めた異なる歴史的環境の混在の仕方、そこでの人間の生活のあり様を研究する。研究室では過去と未来が入り混じる。環境学や民俗学などとの連携による世界各地の千年村調査、未来の生活を歴史的に検証するユートピア研究、新社会原理による歴史的事物の再配置。

  • 小岩正樹研究室
    Masaki KOIWA Laboratory

    工学分野において建築学にのみ、その歴史つまり建築史研究が設置されていることの目的を実行し、早稲田でのその歴史を継承発展させることを第一義とする。基本的な研究方法は建築表現と建築生産構造を歴史的・主体的に媒介する建築設計技術の把握を基本とする。分野は日本、日本近代、西洋、エジプト、アンコール、ベトナムの各建築と歴史、研究室の共同研究は日本古典建築書(木割書)の読解や伝統建築の実測調査、世界遺産等の保存修復事業への参加などを通して行う。

建築計画系

  • 古谷誠章・藤井由理研究室
    Nobuaki FURUYA・Yuri FUJII Laboratory

    人間と建築、建築と都市、都市と自然環境の関係の中に人間の生活空間がいかに築かれるべきか、風土に学び、過去の事例に学びながら、新しい建築の創造を目指して様々な空間デザイン手法の研究を行っている。
    建築家として必要な観察力、洞察力、建築のデザインをもって社会に提案する力を涵養するため、学生と教員が一体となって、国内外の実際の建築設計や建築ワークショップなどに携わり、実践的な教育・研究を心がけている。

  • 宮本佳明研究室
    Katsuhiro MIYAMOTO Laboratory

    場所の記憶を大切に扱い、人と風土に寄り添った建築のあり方について探求する。また私たちを取り巻く様々な社会制度について柔軟に再解釈を試みることによって、新しい建築や空間を創造することを目指す。
    土木と建築を一体的に考える「土建空間(Do-Ken marriage)」の概念や、近代都市計画が志向した景観のほころびといえる「環境ノイズエレメント」の分析などを通して、現前の風景がどのように成立しているのかについて研究する。

  • 渡邊大志研究室
    Taishi WATANABE Laboratory

    さまざまな社会的状況と建築の接続域を深く考察し、古来の建築文化をより開かれた体系として呈示する。広義の歴史学、近現代都市史に対して歴史学的意匠などの建築デザインの分野から働きかける径を拓き、情報や環境といった現代社会の諸処について建築デザインが牽引する像を作り上げていく。 都市のインフラストラクチャーを多義的に捉えることで、農村、庭園、モビリティなどの諸研究へと広く展開していく。

  • 小林恵吾研究室
    Keigo KOBAYASHI Laboratory

    縮小社会のあらゆる問題に世界に先立って直面している日本において、広義の建築とそれを支える建築的思考が、今後の社会、都市、生活空間においてどのような役割を果たすべきか、多角的なリサーチや調査、分析、視覚化を行いながら、その新たな可能性を探求している。特にローカルな課題とグローバルな課題を並列して捉え、海外調査や国際ワークショップ、実践的設計などを通じて、国際的視野や知見を育成し、情報デザインおよび空間デザインの研究に反映することを心がけている。

  • 赤坂喜顕研究室
    Yoshiaki AKASAKA Laboratory

    建築と芸術をつなぐ統合的で実践的な建築設計理論の追求を目的として、このために必要な建築と芸術の造形理論史「形」と「力」の研究をベースにした設計演習を行う。また、建築史における過去と現代、あるいは美術史における建築と絵画・彫刻などを比較分析した作家・作品論研究や、エストベリ・アスプルンド・アアルトなどの北欧建築を中心とした様々な辺境の建築における多様な独自性を探求する。

  • 吉村靖孝研究室
    Yasutaka YOSHIMURA Laboratory

    半動産建築(不動産と動産のあいだ)、半都市建築(都市と建築のあいだ)、半情報建築(情報空間と実空間のあいだ)の3方向の中間領域を対象として調査・研究・実践を行う研究室である。またそのための手段として、建築と機械の際、デザインとエンジニアリングの際など、旧来の縦割りによらない学際的な環境を積極的に活用する。建築以外の諸分野における先端的な知見を応用して建築や都市の未来像を描くと同時に、異分野に対して建築側からフィードバックを行う。

都市計画系

  • 後藤春彦研究室
    Haruhiko GOTO Laboratory

    「景観まちづくり」を標榜し、地域計画と都市設計の両面から研究・教育を進めている。フィールドワークを中心に据えた本学の伝統的な対象へのアプローチを継承しながら、これまで断片的になりがちであったまちづくりの成果の総合化・体系化を試みるとともに、「まちづくり人生ゲーム」、「まちづくりオーラルヒストリー」などの人々の暮らしの息づかいを時間軸で把握する手法を開発し、具体の公共空間の設計へと展開している。

  • 有賀隆研究室
    Takashi ARIGA Laboratory

    都市は地球環境を生き抜く人類の知恵、社会の記憶、自然の仕組みが重層した場と捉えられる。ひと・社会、まち・建築、しぜん・環境の持続関係を理解し、地域に根ざした「まちづくり建築」を市民や住民と連携・協働して実現するグローバル専門家としての俯瞰力と提案力、リーダーシップ力を培うため、国内や海外のパートナーと協働で国際ワークショップ等を共同実施し、まちづくり建築の実践的なプロジェクトを通した先端的な研究・教育を進めている。

  • 矢口哲也研究室
    Tetsuya YAGUCHI Laboratory

    矢口研究室は私たちを取り巻く既存の都市空間を研究の対象として取り上げる。建築的なスケールから、街 区、地域、広域都市的なスケールまで様々なレベルで都市環境を読み解き、市街地空間を支える物理的、社会的、環境的、技術的システムを総合的に理解、都市 の潜在的資源を生かし強化するアーバンデザインの提案とその理論的背景の探求を行う。学生は研究室の活動を通し、アーバンデザイナーの専門家として具体的 な戦略、設計提案をできる能力を取得する。

構造系

  • 前田寿朗研究室
    Toshiro MAEDA Laboratory

    空間的に拡がりのある構造物の力学的特性の研究を行っている。連続体力学を適用した解析的検討を行うと共に、微動の測定等により実証性を付与することが研究の特色である。現在の研究対象には、波動伝播特性に基づく地盤のモデル化、鉄筋コンクリートシェルの崩壊過程の追跡、組積造遺跡建築物の力学特性のモデル化等があり、それぞれ建物への地震入力、シェルの耐震性評価、遺跡建築の修復法の合理化をめざしている。

  • 早部安弘研究室
    Yasuhiro HAYABE Laboratory

    現代建築のデザイン表現の多様化に伴い、構造設計の分野でも構造形式の多様化が求められている。一方で、度々発生する巨大地震、巨大台風から人命、財産、建物を守るために免震・制振技術の開発も不可欠である。建築の持つ芸術性と空間工学と構造工学の融合を目指して、当研究室では建築を成立させている構造形態、架構システムの研究、建築デザインと融合した合理的構造デザインの研究、免震・制振構造に適した構造デザインに関する研究および構造設計手法の研究を行っている。

  • 吉中進研究室
    Susumu YOSHINAKA Laboratory

    曲面構造の力学特性に関する研究を行っている。構造物の“かたち”と“ちからの流れ”に着目し、新たな建築空間を創造するための基盤となる技術開発を行う。研究の基盤となるのは曲面板の基礎理論である。現在の主な研究対象は、曲面構造の応答制御、非抗圧要素を用いた構造材・非構造材の耐震補強、新材料を用いた構造システムの開発、非線形振動である。特にTMDのような付加質量を用いた制振に実績がある。

建築環境設備系

  • 田辺新一研究室
    Shin-ichi TANABE Laboratory

    人間を中心にした建築環境に関する研究を行っている。快適で健康的な建築環境の実現のためには、エネルギーや環境負荷に関しても考慮する必要がある。半屋外空間・駅の温熱環境、環境デザイン、次世代温熱環境、室内空気質、知的生産性、光環境・ファサード、ゼロ・エネルギー・ビル、ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEB/ZEH)建築設備及び環境情報に関するテーマについて研究を行っている。国内外の関連研究所、研究者と幅広く交流を行っている。

  • 高口洋人研究室
    Hiroto TAKAGUCHI Laboratory

    建築環境工学と都市環境工学を基盤とし、建築・設備技術と住まい手、そしてデザインやプロセスマネジメントとの境界領域における研究を行っている。都市部におけるバイオマス、自然エネルギー導入促進策の検討。縮減社会における省CO2型まちづくり。省エネルギー生活を誘導する住まい手への情報提供技術の開発。発展するアジア諸国における省資源・省エネルギー対策の立案など、人間と社会、そして環境技術の関係性を理解し、最適解を導き出す方法論について研究している。

  • 伯耆原智世研究室
    Tomoyo HOKIBARA Laboratory

    都市及び建築の安全を向上・維持する防災設計のための火災・災害の物理・人間行動の研究を行う。刻々と変化する社会環境や、これまで見過ごされてきた防災リスクに対して、科学的に取り組むことで解決を目指す。現在取り組むテーマには、耐火木造の開発、災害に強い病院・病棟の計画、歴史的建築物・歴史的町並みの防災・保存活用等がある。これらの研究開発の基盤となる火災・避難行動予測のシミュ―レーション研究も行っている。

建築生産系

  • 輿石直幸研究室
    Naoyuki KOSHIISHI Laboratory

    屋根、壁、床などの建築部位を構成する材料の選び方、構成部材の性能評価、新機能の付与および性能の向上、建築物の劣化診断、天然素材や産業廃棄物の有効利用など、建築材料・施工に関する多様な研究を行っている。最近の研究テーマには、伝統土壁における左官技術、土素材の高度利用、木造住宅の防水・雨仕舞と長寿命化、陸屋根の遮熱・断熱防水システムの性能持続性などがある。(図:伝統小舞土壁の水平加力試験)

  • 石田航星研究室
    Kosei ISHIDA Laboratory

    本研究室では、建築施工に関係する研究を扱う。特に施工計画の立案手法、建築施工における品質の管理手法、建築工事における労働生産性の測定と分析、情報化施工に関する新技術の開発、安全な工事環境を実現するための教育ツールの考案、設備施工の実態調査を対象とした研究を実施する。近年、BIM (Building Information Modeling)や3次元レーザースキャナなどの情報化技術を建築工事において活用することが一般化し、これら研究を重点的に実施している。

  • 山田宮土理研究室
    Midori YAMADA Laboratory

    建築の生産技術の解明・継承・活用に関する研究を行なっている。主な研究対象は各地に存在する土着的な建築や、高度な職人技術による技巧的・装飾的な建築・部位といった「手仕事」である。実測や聞取りなどのフィールドワークと、実験等に基づき、材料、道具、技術、思想、効果について分析する。また、持続可能な建築生産を実現する資源の活用方法や、素材の意匠的な活用方法に関する研究も行う。

建築学科の入試について

早稲田大学では、『学問の独立』の教育理念のもとで、一定の高い基礎学力を持ち、かつ知的好奇心が旺盛で、本学の理念である進取の精神に富む、勉学意欲の高い学生を、わが国をはじめ世界から多数迎え入れています。 とくに、建築学科(学部)および建築学専攻(大学院)は、多様な人材が集まり共に学ぶことの相乗効果を狙って、下記のような方針で多様な入試制度を準備し、入学者を選抜しています(下記は学部の例です。大学院についてはリンク先をご覧ください)。 上記の多くの入試では、鉛筆デッサンを主とする「空間表現」という実技試験を行っています。

  • 一般入試:数学、理科および外国語において高い基礎学力を有する者
  • 早稲田建築AO入試(創成入試):創造性豊かで、指導力に富み、率先してチームをまとめ上げるコミュニケーション能力に優れた活発な者
  • 特別選抜入試: 数学、情報、生物、物理、科学技術などの理工系科目において極めて優れた能力を有する者
  • 指定校推薦入試:高等学校教育の内容を堅実に習得した勉学意欲の高い者
  • 附属校・系属校推薦:幅広い知識と豊かな教養を持ち、リーダーシップを発揮できる者
  • 帰国生入試・外国学生入試: 国際的な視野を有し、意欲に満ちた個性的な者

入試についての詳細は、早稲田大学理工学術院入試課のWEBサイトをご参照下さい。

一般入試2-01

入試概要

詳しくは、早稲田大学理工学術院入試課のWEBサイトをご参照下さい。 早稲田大学ホームページへ

早稲田建築における空間表現とは

早稲田大学建築学科には一般入試のみならず、さまざまな入試形態の中でも一貫して空間表現という受験教科があります。ここでは空間表現という受験教科がある理由と、それに対して受験生がどのような心づもりをもつべきかを参考として書いておきます。
空間表現が受験教科に含まれていることは、早稲田大学建築学科が歴史的に、芸術的感覚や空間に対する基本的な描写力を基礎としているカリキュラムを工学の実践とともに重視してきた伝統が反映されています。と同時に、創造理工学部の他学科と同様に数学、理科、英語の基礎学力は必須であり、その意義と能力によって十分建築学を学び、その中から自己に適した道を開拓することが可能であるとも考えています。
つまり建築学科全体としては建築を作り上げるために必須の多様性に富んだ人物を見いだし、集結させることをめざして、空間表現をその有効な指標のひとつとして採用しています。したがって、建築学科では、芸術(計画)系の全教員が全ての空間表現の答案を実見しディスカッションして採点しています。これは、大学での表現教育においても一貫している基本方針の反映です。入試はあくまでも総合的能力の判断です。空間表現だけを過度に特別視することは不要です。
以上を前提にしていくつか、空間表現のための心得を書いておきます。

  1. どんな課題がでても臆せず、何かを描きましょう。何も描かなければ、評価対象として扱われません。
  2. 当日はよく手入れされた筆記用具をもってきてください。
  3. シングルラインだけではなく陰影をつけることは全般的に推奨されています。

もし日頃の練習をするとしたら、陰影の表情が豊かな絵を描く練習をするといいと思います。自分の描いた作品の良否を自分で判断する方法に「ワンレンスアーム(One Length Arm)」という言葉があります。つまり腕の長さ分、自分から離して見返してみるということです。そのようにして、客観的に自分の作品を見ることで自分の絵の特徴を知り、また遠くからでも何が描いてあるかよくわかる説得力のある作品ができると思います。

過去の出題について

過去の出題につきましては、早稲田大学理工学術院入試課のWEBサイトに掲載されておりますので、そちらをご参照ください。 早稲田大学ホームページへ

早稲田建築AO入試(創成入試)2-02

早稲田建築AO入試(創成入試)とは

建築学科では、一般入試とは別の入試形式として、2002年度より「創成入試(AO方式)」を行っています(試験実施は2011年9月)。「創成」という言葉の由来は、「創成科目」という新しい工学教育の理念に基づいた科目名にあります。(2012年度より早稲田建築AO入試と名称変更。)
早稲田建築AO入試は、1次試験(書類審査)と2次試験(鉛筆によるドローイング、作文、面接審査、プレゼンテーション)を通じて学科目試験では測ることのできない受験生の、学ぶ力、発見する力、創り出す力を多面的に評価する入試制度です。
また、これまでの知識供与型の教育のみでなく、ある課題が与えられた際に、自らがそこに潜む問題を発見し、学び、解決し、発展させ、その成果を適切に発表するという、プロジェクト達成型の教育理念を入学制度に導入したものです。

求める学生像

わたしたちの暮らす現代の日本は、地震・台風・大雪などの厳しい自然条件に加え、地球環境問題、少子高齢化、あらゆる分野での国際化などに直面し、安全で快適な生活のために、国内はもとより世界中のそれぞれの地域に根ざした建築や都市の在り方が問われ、多くの国際的な貢献のできる建築の専門家が必要とされています。建築学科では。創造性豊かで、指導力に富み、率先してチームをまとめあげる活発な学生の入学を期待しています。

入試概要

詳しくは、早稲田大学理工学術院入試課のWEBサイトをご参照下さい。 早稲田大学ホームページへ

過去の出題について

過去の出題につきましては、早稲田大学理工学術院入試課のWEBサイトに掲載されておりますので、そちらをご参照ください。 早稲田大学ホームページへ

Q&A

Q.01「創造理工学部建築学科を第一志望とする」というのは、他大学を受験してはいけないということでしょうか?
A.01当学科が第一志望であれば、第二志望校などを併願することは可能です。
Q.02高等学校卒業者(浪人生)ですが、出願は可能ですか?
A.02可能です。
Q.03海外の高校を卒業予定なのですが出願資格を満たしているかどうかわかりません。
A.03創造理工学部早稲田建築AO入試係にお問い合わせください(03-5286-3808)。
Q.04「志願者自己報告書」および「活動実績報告書」について、資格取得・受賞やコンクール入賞といった特別の経歴がないのですが、不利になりませんか?
A.04受賞や上位入賞である必要はありません。あくまでもそこに至るまでの過程を重視しますので、自分を最もPRできると思う活動等の実績・内容を報告してください。優勝や受賞の場合は、それを証明できる書類を縮小コピーするなど工夫をし、「活動実績報告書」の制限枚数に収めて報告してください。
Q.05「自己PR資料」と「活動実績報告書」は何が違うのですか?
A.05「自己PR資料」は第一次選考合格者のみが提出する資料(枚数・書式自由)です。「活動実績報告書」は出願時にすべての出願者が提出する書類(A4版四ページ以内・書式自由)です。
Q.06出願資格は満たしているのですが、私の高校では物理Ⅱが履修できません。
入学後、学部の勉強についていけるかどうか心配です。
A.06当学部では数学Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、A、B、C、物理Ⅰ、物理Ⅱ、化学Ⅰ、化学Ⅱ(旧教育課程においては物理ⅠB、Ⅱ、化学ⅠB、化学Ⅱ)の内容を履修していることを前提にカリキュラムを編成しています。したがって、履修していない範囲がある場合には、入学までの4ヶ月間で自習等により同内容を修得しておく必要があります。なおその間、当学科としても、早稲田建築AO入試合格者を対象とした「入学前準備教育」を実施しています。様々なメニューが用意されていますので、積極的に各プログラムに参加してください。
Q.07受験に際して、何か特別な準備は必要ですか?
A.07特別な受験準備は必要ありません。高校でしっかり勉強し、自分なりの考え方・意見等をはっきりと持つことが重要です。ありのままの自分の実力を最大限発揮してくれることを期待しています。
Q.08推薦書はどのような方に書いてもらうべきですか?
A.08受験生が当学科に入学するのにふさわしいことを証明できる方ならどなたでも構いません。
Q.09面接・プレゼンテーションでは、どのようなことをするのでしょうか?
A.09面接はグループ(6人程度)で30分間、個人で10分間それぞれ行います。個人面接では、必要に応じて「自己PR書類」を使って各自の能力を表現していただきます。
Q.10早稲田建築AO入試学生の学部卒業後の進路はどうなっていますか?
A.10早稲田建築AO入試学生の約70%が大学院修士課程に進学しています。早稲田建築AO入試学生は建築工学分野よりも建築芸術分野の研究室に進む人が多い傾向にあります。修士課程修了後は、その能力を活かし、建築設計事務所やゼネコンの設計あるいは開発の部門に、多数の早稲田建築AO入試学生が就職しています。

帰国生/外国学生入試2-03

入試概要

詳しくは、早稲田大学理工学術院入試課のWEBサイトをご参照下さい。 早稲田大学ホームページへ

指定校推薦入試2-04

入試概要

詳しくは、早稲田大学理工学術院入試課のWEBサイトをご参照下さい。 早稲田大学ホームページへ

特別選抜入試2-05

「数学オリンピック」「情報オリンピック」「高校生科学技術チャレンジ」「日本学生科学賞」「日本生物学オリンピック」「物理チャレンジ」を利用した入試を実施しています。← 現在建築学科では、特別選抜入試を実施していません。本入試の対象となる志願者は早稲田建築AO入試を受験してください。

入試概要

詳しくは、早稲田大学理工学術院入試課のWEBサイトをご参照下さい。 早稲田大学ホームページへ

大学院入試2-06

入試概要

詳しくは、早稲田大学理工学術院入試課のWEBサイトをご参照下さい。 修士課程入試ページへ

卒業後の進路

詳しくは、こちらをご参照下さい。