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在校生へ

学年クラス担任(在校生向け)

単位や授業に関する相談は各学年担任又は建築学科連絡事務室にご相談下さい。

2023年度学年担任
学科主任
中谷礼仁 任期2022.9.21~2024.9.20
1年生担任
伯耆原 智世輿石 直幸
2年生担任
小林 恵吾吉中 進
3年生担任
山田 宮土理宮本 佳明
4年生担任
藤井由理石田航星
大学院担任
早部安弘渡邊大志
English Based Program
高口洋人小林恵吾

就職担当
石田航星(2024年春採用)









就職に関して(在校生向け)

就職活動は学部3年生時、修士1年生時の年末ごろから始まります。現在、いわゆる就職協定や経団連の「採用選考に関する指針」が廃止され、各社が自由に採用活動を行っています。事実上の採用活動と思われるようなインターンシップ(就労体験)や会社/研究所見学会なども、早い場合は夏頃から行われているようです。社会の変化により採用法や就職活動も変化しますが、企業が求めるのは常に「優秀な学生」という一点で変化はありません。就職活動をいくら熱心にやってみても、「優秀な学生」にはなれませんので、学業をおろそかにせず、バランス良く取り組んでください。

建築学科はOB会組織の稲門建築会と共催し、毎年11月中旬に「OB仕事紹介」を開催しています。建築学科/専攻の卒業修了生が多く就職する各業界の代表による業界説明や、企業ブースでの各社紹介を先輩が行います。業界や会社を理解する助けになりますので参加してみてください。

学部3年生は、研究室に所属しない時期に就職活動が始まりますので、基本的には早稲田大学のキャリアセンター、就職担当教員、連絡事務室が相談窓口となります。研究室の所属後は指導教員にも相談してください。

就職に関する情報は、Moodle 内の『建築学科/専攻掲示板』にて提供しています。建築学科に提供された各社求人票、イベント案内もPDFで掲示されています。それ以外に、就職に関する相談がある場合は、就職担当又は建築学科連絡事務室に相談してください。

2021年度秋~2022年度 就職担当 渡邊大志










卒論配属(在校生向け)

例年12月に、「卒論配属の手引き」をMoodleを通じて配布します。基本的には3年生以上向けですが、全学年向けに発信していますので、2年生、3年生も見たことがあるかも知れません。詳しくは手引きを確認して欲しいのですが、大凡のスケジュールは

12月~翌1月 研究室から卒論参考テーマの掲示

1月~2月   各系説明会、研究室説明会、オープンラボ開催

2月後半~3月 教員面談を経て配属研究室決定

となります。

卒業論文に着手するには、原則として学部3年生までの建築専門必修科目の履修を済ませている必要があります。また、A群B群必修科目に未履修が多くある場合、卒業論文の準備ができていないと判断し、卒論着手を認めない場合があります。学士編入生、他学科転科生などについてはこの条件の対象ではありませんので、希望する教員と直接相談してください。専門必修科目が一部未履修でも、科目によっては卒論着手が認められる場合があるので、これも希望する指導教員に直接相談してください。また、大学院進学を希望する学生には、指導教員の分野に関連する特定科目の履修を勧奨する場合があります。

指導教員毎の卒論生の定員は12名です。兼担教員は3名としています。希望者が定員を超える場合は教員が選考を行います。定員に達しない場合でも、学生との面談で、他の研究指導が適していると判断した場合は、認めない場合があります。定員については、教員の構成、学生数により変動することがありますので、説明会などで確認するようにしてください。










大学院進学(在校生向け)

本学建築学科では、約7割の学生が大学院に進学しています。UNESCO/UIAなどの団体が、標準的な建築専門教育期間を5年以上としており、学部4年間ではそれが満たせないこと、また、多くの総合建設業や設計事務所、不動産開発企業が、専門教育を受けた学生として大学院修了者を優先して採用していることなどがその背景にあります。建築学科では、学部4年間と大学院2年間を一貫したカリキュラムで構成し、前半3年間を建築の基礎的な知識を習得する期間、研究室に配属される学部4年から大学院の後半の3年間を高度な最先端の知識や技術を習得し、また研究者として新しいデザインや技術の開発に取り組む期間と位置づけています。先述のような実利的な意味もありますが、本当に建築の学習が面白くなるのは大学院から、と言えるのではないかと思います。

さて、大学院への進学経路には、推薦入試と一般入試があります。推薦入試は一定の条件を満たした本学建築学科学生を対象とした入試で、志望する指導教員との面接試験にて合否が決まります。一般入試は、推薦入試の条件を満たさない学生、志望する指導教員では推薦入試での合格が難しい学生、他大学の学生、日本語コースを志望する留学生が対象です。

詳しくは、理工学術院の入試ページにて最新の情報を確認してください。

大学院推薦入試

理工学術院の修士推薦入試のページはこちら

推薦入試を受験するには、以下の条件を満たす必要があります。

  1. 3年までに履修すべき必修科目(A群、B群、C群)を原則として全て履修していること
  2. 4年生以上の在学者のうち、成績上位2/3以上に該当すること(建築GPAで判断)

推薦入試の志願者には、本学に入学する誓約書の提出が求められますので、就職活動や他大学受験と併願することは認められません。

上記の1をわずかに満たさない学生でも、志望教員が認め、次に建築学教室会議の審議を経て認められれば、受験を認める場合があります。

各教員が大学院で指導できる学生数の上限は、教員数や学生数により調整を行いますが、概ね1学年10名としています。そのうち各教員の推薦入試枠は原則5名です。指導教員にもよりますが、多くの場合、推薦入試での進学を希望する上位5名(判断基準は教員によります)に推薦入試での受験を勧め、それ以外には一般入試での受験を勧めます。

ですので、12名の学生が希望する研究室で、10名が進学を希望する場合、

5名 推薦入試合格からの進学
5名 一般入試合格からの進学
2名 就職

となります。もちろん、希望する学生が10名を切り全員が大学院に進学、あるいは半数が就職など、学生数や教員の指導方針、その時の状況によっても変化します。詳しくは説明会などで確認してください。

2月から3月の研究室配属決定時には、3年生後期の成績判定が終了していないため、上記2番目の判定ができません。時折、推薦入試でしか進学したくないので、推薦入試で入れる研究室を選びたい、という学生がいます。研究室選びは、続く3年間の学生生活を左右するだけでなく、就職先、人脈、あるいは研究者としてのキャリアに大きく影響します。一般入試での合格率は低くありませんので、まずは行きたい研究室、指導教員を優先して考え、研究室を選ぶようにしてください。成績順位は4年生になった4月以降に指導教員を通じて通知されます。




大学院一般入試

理工学術院の修士一般入試のページはこちら

大学院一般入試の過去問は、以下のリンク先で公開しています。
https://www.waseda.jp/inst/admission/graduate/past_test/

出願には、TOEIC L&RもしくはTOEFL iBT、IELTS Academic のスコアが基準以上であること(2019年度はTOEIC 550、詳しくは入試ページ参照)が求められますので、準備するようにしてください。


上記情報は、2020年11月現在の情報です。










シラバス(在校生向け)

各講義の情報については、シラバスを参照して下さい。

シラバス / Syllabus










奨学金情報(在校生向け)

建築学科/建築学専攻の学生のみが給付対象となる奨学金の一覧です。
この他にも学内奨学金、学外奨学金などがありますので奨学課のサイトを参考にして下さい。(理工学術院奨学金情報)

ウェブサイト

「大学院修士課程を対象とする奨学金」
学内・専攻内奨学金(給付)としては、大隈奨学金、村野奨学金など、学外奨学金としては、日本奨学機構奨学金(貸与)などがあります。いずれも、選考により採択決定されますが、奨学機構奨学金は、追加募集を含めると、2009年度は、応募者のほとんどが最終的に採用されています。奨学機構奨学金は、大学院在籍中の成績・研究等の実績によって全額または半額が返還免除となる場合があります。
更に、海外協定校等への交換留学を支援するための菊竹奨学金、海外での研究発表・コンペ参加等を支援するための鶴田奨学金等の専攻内奨学金があり、2010年度は申請者全員が採択されています。
「大学院博士後期課程を対象とする奨学金」
入学時に30歳未満の大学院博士後期課程学生には、2010年度入学者より、給付型の若手研究者養成奨学金が用意されています。学内奨学金としては、建築学専攻独自の村野奨学金、井上フェローシップ(留学生のみ対象)等も用意されています。また、博士後期課程には、学外奨学金や研究費の競争的助成等、研究活動を支える制度も用意されています。更に、助手(2~3年間の期限つき)に任用された場合は、給与が支給され、学費が免除されます(その場合、学内奨学金は適用されなくなります)。海外協定校等への交換留学を支援するための菊竹奨学金、海外での研究発表・コンペ参加等を支援するための鶴田奨学金等の専攻内奨学金は、博士後期課程にも適用されます。
「大学院博士後期課程に在籍する留学生向けの奨学制度」
給付型の主な学内奨学金として、若手研究奨励奨学金と井上フェローシップの二つが用意されています。井上フェローシップは、建築学専攻におけるアジアを始めとする地域からの留学生を対象とする奨学金で、博士後期課程では、年齢等により若手研究奨励奨学金の対象にならない留学生等を主な対象としています。これら二つの奨学金により、2010年度は、建築学専攻の博士後期課程で学内奨学金に応募した留学生は、全員が学費相当額以上の学内奨学金を給付されています。
学内奨学金のほか、留学生を対象とする学外の色々な奨学金にも応募することができます。なお、学内、学外とも奨学金には受給条件があり、学内奨学金は、原則として、国費留学生には適用されません。
「大学院修士課程に在籍する留学生向けの奨学制度」
修士課程に在籍する留学生については、給付型の学外奨学金が多数、用意されています。9月入学の場合、初年度後期と修了直前の前期は、現状では適当な学外奨学金を得るのが困難ですが、井上フェローシップは、応募可能です。留学生は、学内の特に留学生に限定しない各種奨学金にも応募することができます。
「大学院に入学決定した留学生(科目履修生)向けの奨学制度」
科目履修生を対象とする奨学金は学外にはほとんどありませんが、大学院入学試験に合格し、入学手続きを行った留学生(科目履修生)は、入学までの勉学・研究を容易にするために、博士後期課程、修士課程を問わず、井上フェローシップに応募することができます。詳しくは、合格が決まった段階で研究指導教員に相談してください。
「村野奨学金について」
村野藤吾は、早稲田大学建築学科を1918年に卒業し、多数の名建築を世に送り出した20世紀最大の建築家の一人です。村野奨学金は、村野藤吾が1954年に芸術院会員に就任以来、会員としての報酬等を早稲田大学に寄贈して出発した建築学科独自の奨学金です。
「井上フェローシップについて」
早稲田大学建築学科で、1953~1989年にわたって、建築設備を講じた井上宇市教授(1918~2009)の定年退職を記念して募金により創設された、アジア地域を主とする留学生を対象とする奨学金。一人100万円の支給額を一般的な上限として運用されており、2010年度は、合計360万円が支給されました。国費留学生は応募できませんが、国費留学終了後、早稲田大学建築学専攻で研究を続ける場合は、応募可能です。原則として、他の学内奨学金とあわせて受給することはできません。
「奨学金の併給制限について」
奨学金受給の偏りを防ぐために、学内の給付型奨学金には併給制限が設けられており、一定年額以上の一般的な勉学支援のための奨学金は、二つ以上を同時に受給することはできません。
奨学金名 対象 採用人数 募集時期
建築学 (木村・十代田) 大学院生 2名 5月
村野藤吾 大学院生 6名 5月
井上宇市フェロー 博士課程アジア地域留学生 4名 6月
菊竹清訓 大学院生(箇所間協定派遣者) 4名 5月
建築学 (鶴田) 大学院生(海外学会発表者) 4名 随時