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特別講義 対談 内藤廣☓北山恒 (2014年11月28日)のご案内

第三回吉阪隆正賞の公募が始まりました。(2014年12月31日締め切り)。
http://www.yosizaka-award.org/index.html

吉阪隆正賞とは、日本生活学会が主催するもので、学会創成期に指導的役割を果たし、生活学の実践につとめた故・吉阪隆正の没後30年目にあたり、吉阪隆正の業績とその思想を将来にわたって継承するとともに、「生活とかたち」を追求した創作的実践活動の振興を目的として『吉阪隆正賞』を創設し、隔年ごとに選考および授与するものです。

これまでの受賞者は以下の通りです。
第1回受賞者:田中 泯    業績:「身体気象言語」から桃花村という場の生成へ
第2回受賞者:坂口 恭平  業績:路上生活者の視線から暮らしの原点を問う一連の活動
同回受賞者:治郎丸 慶子 業績:ベッドタウンからライフタウンへ -楽しく暮らせるまちへと進化する高蔵寺ニュータウン-

選考委員、応募方法等、詳しくは上記公式サイトでご確認いただければと思います。
近年に公表されたデザイン行為によって、転換期の現代生活にあらたな光を見いだした個人または集団を対象として、表彰を行います。自薦、他薦(他薦のみ生活学会会員による)を問いませんので、ぜひ応募ください。

これに関連して、早稲田大学建築学科主催の特別講演を行います。一般公開ですので、皆様ぜひご参加ください。

テーマ:『有靴無帽のつぎに -第三回 吉阪隆正賞に期待すること-』
日時:2014年11月28日(金)
第一部(18:45-19:00):イントロダクション
第二部(19:00-20:30):対談 内藤廣☓北山恒
会場:早稲田大学西早稲田キャンパス63号館04・05会議室(副都心線「西早稲田駅」下車徒歩3分)
主催:早稲田大学建築学科
登壇者:内藤廣(建築家・東京大学名誉教授)、北山恒(建築家・横浜国立大学大学院教授)
司会:後藤春彦(早稲田大学教授)

趣旨:
吉阪隆正は人類と人類を取り巻く環境の関係を、靴と帽子を用いて例えていた。
自然のままに生きていた原始は「無靴無帽」、
自然に人類の手が加わった環境、すなわち農耕社会から工業化へ向かう時代では靴と帽子を必要とした「有靴有帽」、
そして文明社会は帽子を必要としなくなった「有靴無帽」。
人類は人工的な環境に囲まれ、どのようにその環境に対応してよいか暗中模索の状態にあると吉阪は指摘した。

転換期の生活に新たな光をあてる活動を顕彰する吉阪隆正賞が期待する、”つぎ”の人間像を検討する。