早稲田建築AO入試&一般入試 FAQ

オープンキャンパス等でよくあった質問への回答をまとめておきます。

一般入試と早稲田建築AO入試の空間表現、二次筆記試験はどのように勉強すればよいのですか?



  1. まずは過去の出題を確認しておきましょう。出題はこちらで確認できます

  2. 所定の大きさの用紙で過去の出題を解き、美術の先生に見てもらってコメントをもらいましょう。

  3. 構図、遠近法、人物の表情など、デッサンの経験がない受験生は、ある程度練習しておいた方がよいと思います。

  4. 濃淡のはっきりした表現を心がけましょう。多くの解答用紙を並べて採点しますので、薄いと印象が残りません。


 

早稲田建築AO入試はどういう準備をすればよいでしょうか?



  1. こちらのAO入試に関するQ&Aがありますので、参考にしてください。

  2. この入試で期待しているのは、中学・高校を通じて何かに熱中し、そのことを評価して欲しいと思っている受験生です。これから何かにチャレンジしてと考えている受験生は、一般入試を受験した方がよいでしょう。

  3. 熱中してきた軌跡を示すものとして、自分を最もPRできると思う活動等の実績・内容を報告してください。受賞歴は分かりやすいエビデンスですが、必ずしも必須というわけではありません。経験や軌跡、過程を重視しますので、それが分かるような資料を用意してください。優勝や受賞の場合は、それを証明できる書類を縮小コピーするなど工夫をし、「活動実績報告書」の制限枚数に収めて報告してください。

  4. したがって、特別な受験準備は必要ありません。これまでの活動や実績が分かる資料をまとめてください。ただし、書類審査時と面接時に、その内容が審査員・面接員にうまく伝わるよう工夫することは必要です。中学・高校でしっかり勉強したこと、自分なりの考え方・意見等をはっきりと伝えることが大事です。ありのままの自分の実力を最大限発揮してくれることを期待しています。


 

一般入試で受験予定です。空間表現が不得意です。どうすればよいでしょうか?



  1. 空間表現は40点満点です。大きく10点刻みで分けたとすると、0点から40点まで5段階あることになります(実際はもう少し細かい)。
    0点は白紙、40点はかなりレベルの高い受験生ですので、不得意と言っている時点で、40点を目指すのはあまり現実的ではありません。10点は何か描いているが、内容も不明、描画も稚拙というレベルです。ですので、できれば30点を取りたいというのが目標になるかと思います。そこで大事なのは、テーマ、構図、遠近法、人物の表情が表現できているかどうかです。濃淡のはっきりした表現を心がけるなど、事前に少しでも練習しておいたほうがよいでしょう。

  2. すこし練習すれば、10点レベルから20点レベルにはすぐ上達すると思います。少し時間をかければ30点レベルも難しくはありません。確実に20点レベル、少し頑張って30点レベルになるよう練習してください。なにより、こういう機会を通じ、絵を描いたり、空間を思い描くことが好きになることが重要かと思います。
    しかし考えようによっては、稼げる点数は400点満点中の10点程度ですので、時間をかけすぎても、という気もします。あまり空間表現の不得手を気にせず、気分転換程度に練習し、一般科目を頑張ればよいのではないかと思います。