連続セミナー第16回「建築論の現在」開催のお知らせ

連続セミナー第16回「建築論の現在」　
『人間生活遺構という視点から建築の在りようを問う』

来る11/19(土)、日本建築学会 連続セミナーを開催いたします。奮ってご参加くださいますようご案内申し上げます。

主催：日本建築学会　建築歴史・意匠委員会　建築論・建築意匠小委員会
日時：2016年11月19日(土) 15:00-18:00(14:30開場)
会場：早稲田大学西早稲田キャンパス63号館2F 05会議室
所在地：東京都新宿区大久保3-4-1 (駐車場はありません)
交通：地下鉄副都心線　西早稲田駅下車3番出口
定員：約100名（当日会場先着順・事前申込不要）
参加費：会員／1,500円、会員外／2,500円、学生／1,000円

＜主旨＞
近代建築が普及、成熟しながら既に、歴史的資料として振り返られる時期に至っている。ル・コルビュジエの世界遺産化もその顕れであろう。私たちが生活している周縁の建築群やまちなみ、近代建築群もその価値の如何に拘わらず継承、保存の問題は喫緊の課題といえる。建築学はそれに指針は与えるとして、それ以外の関係によって当該の課題は具体化されることとなる。一般の人々の持す建築という存在性の認識・理解を、建築学自体が包摂する思想をもたなければならない時期に来ているのではないか。そこに住まう人々が歴史を継いで生き生きと住まい続ける建築、街並み、その在り方をとおしてそれらを掛け替えのないものとしても見ているのではないか。そのような在り方を人間生活遺構とするなら、そのような視点からの建築という存在を、多様なパラメーターで問い直すことは意義深いことと考える。

＜プログラム＞
主旨説明／西垣安比古（京都大学）
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主題解説／入江正之（早稲田大学）
1／加藤詞史（建築家・早稲田大学）
2／長島明夫（「建築と日常」編集発行者）
3／米山勇（江戸東京博物館）
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全体討論／
市原出（東京工芸大学）
奥山信一（東京工業大学）
岸田省吾（東京大学）
小林克弘（首都大学東京）
坂牛卓（東京理科大学）
田路貴浩（京都大学）
富永譲（法政大学）等
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まとめ／小岩正樹（早稲田大学）

問い合わせ：日本建築学会事務局事業グループ　一ノ瀬 ichinose@aij.or.jp