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公開対談「歴史のイマジナリーラインズ ―― 鈴木了二氏・小澤京子氏」が開催されます。

公開対談「歴史のイマジナリーラインズ ―― 鈴木了二氏・小澤京子氏」
(『建築雑誌』2017年7月号(132巻1700号)特集「建築は記念する」)

本対談は、日本建築学会『建築雑誌』2017年7月号「建築は記念する」のための公開対談です。

 モニュメント(monument)という言葉があります。一般には「記念碑」「記念物」と訳されますが、建築の場合にはとくに「記念的建造物」の語が用いられることもあります。«
monument » は、ラテン語の動詞 « moneō » に由来する名詞 « monumentum »
が語源で、「思い起こすこと」を語義としています。なにかのできごとが将来において思い起こされるために建立されるオブジェがモニュメントと呼ばれます。そこから建築は記憶と結びつけられます。その最たる形式は墓でありましょう。しかし未来への忘却の不安だけから、人はモニュメントを立てるのではありません。今日この日の記念に、わたしたちは碑を立て、建物を建てます。祝祭のはじまりに。あるいは災厄のあとに。

 本対談では、2月に『ユートピアへのシークエンス』を上梓された建築家の鈴木了二氏(早稲田大学栄誉フェロー)と、博士論文をまとめたクロード=ニコラ・ルドゥ論、『ユートピア都市の書法』の出版を控えた小澤京子氏(和洋女子大学准教授)を迎えて、この建築の記念する力(建築の記念性)について考えます。

主催:日本建築学会 会誌編集委員会
共催:早稲田大学創造理工学部建築学科
日時:4月21日(金)18:00 ~ 20:00頃
会場:早稲田大学 西早稲田キャンパス55号館N棟1階大会議室

*申込み不要・どなたでもご参加いただけます。



日本建築学会HP ■ https://www.aij.or.jp/index/?se=eventlist&ac=view&id=1779
10 + 1 website ■ http://10plus1.jp/information/2017/03/imaginaryline.php