展覧会 ラトビア、融合の建築

このたび、駐日ラトビア共和国大使館および本学の共催にて、同国の建築を紹介する展覧会を開催します。

 本展覧会では、ラトビア、とりわけリガの建築を形作り、そのユニークな特徴をつくり出した複合的背景の一端をご紹介します。 北ヨーロッパのバルト海に面するラトビアは、地理上の交差部に位置し1,000年以上にわたって政治、商業、社会における多様な要素が交錯する場所です。より捉えがたい「融合」の層は、共存する文化的潮流の存在に関係するものです。そのような文化の共存は、この地に住む古代バルト民族の深く根を下ろした伝統、外国文化によって持ち込まれた遺産、そして現代のラトビアのアイデンティティの間に、類例のない調和を生み出しています。

 鍵となるコンセプトは、ラトビアの空間美学の神髄を形成する「融合する文化的潮流」のある側面を示しています。この展示では合理的で論理的な説明を行うのではなく、直感的で知覚的な表現を追っていきます。

 皆様のご来場をお待ちしております


開催期間:2019年1月25日(金)より2月13日(水)まで
     休校日:日曜日、祝日
時  間:午前8時から午後10時まで(但し、初日は午後2時から)
会  場:早稲田大学西早稲田キャンパス55号館1階アトリウム
     東京都新宿区大久保3-4-1
※一般公開、申込不要、入場無料

主催:駐日ラトビア共和国大使館
   早稲田大学 総合研究機構 ユネスコ世界遺産研究所
関連企画:『a+u(建築と都市: Architecture and Urbanism)』誌
     2016年12月号No. 555「特集:ラトヴィア―建築の表出」
展示コンセプト:イルゼ・パクロネ(スタジオ・ワサビ) | ダッツェ・ペンケ
協賛:在大阪ラトビア共和国名誉領事館
お問い合わせ:早稲田大学建築史研究室 

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