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「ブルーインフラがつくる都市-東京港湾倉庫論-」展 のご案内

本学教員、渡邉大志先生の展覧会のお知らせです。

7/5から7/27まで、芝浦のギャラリーで展覧会を行います。東京の水辺を舞台にいくつかのプロジェクトを展示しています。会期中には、第二回小舟でめぐる外濠ツアーも予定しております。お時間がございましたら、是非ご覧ください。

・開催期間:2019年7月5日(金)~7月27日(土)(期間中土日祝日開場)
・時間:11:00~18:00
・入場料:無料
・会場:Re-SOHKO GALLERY(リソーコ ギャラリー)
    東京都港区港南3-4-27 第2東運ビル(WAREHOUSE Konan)1階


なぜ人は集まって住むのでしょうか。
食料の備蓄やエネルギーの共有など様々な理由がありますが、人々の集住の背後には必ず倉庫があります。文明の発達に伴って、地球上の離れた位置にある倉庫と倉庫 は互いに結びつき、そうしてあぶり出される都市の姿はもはや地理的な領域で捉えることはできません。
そのことが分かり易く表現される場所が港です。
港には交易船や倉庫が居並び、それらを稼働させるための航路、埠頭、荷役機械な どの建設が、陸上にある都市の輪郭を描いてきました。20 世紀には、コンテリゼーションによって標準化された物流空間が世界中に配布されることで都市が均質化していきました。その一方で港湾倉庫は交易航路によって個々に紡がれて、地球上に散逸 しながらも集合するという特異な形態を呈しています。
私たちが暮らす東京では、国際港である東京港が持つ十二の海洋交易路によって、 倉庫や埠頭の位置、形状、担うべき都市/港湾機能が他都市の港湾倉庫群と連動しながら制御されています。
海と陸の臨界線に立つ港湾倉庫群。それらが物資を呑み込み吐き出すまでの時差が 経済空間としての都市を生み出し、ひいては人間の暮らしの空間の基盤となっているのです。
本展では、海、航路、湾、港、川、暗渠をひとつなぎのものとするメタインフラを 「ブルーインフラ」と総称し、倉庫をガイドにブルーインフラがつくる都市空間を提示します。

渡邊大志

「ブルーインフラがつくる都市 -東京港湾倉庫論-」展

■ 開催概要
・開催期間:2019年7月5日(金)~7月27日(土)(期間中土日祝日開場)
・時間:11:00~18:00
・入場料:無料
・会場:Re-SOHKO GALLERY(リソーコ ギャラリー)
    東京都港区港南3-4-27 第2東運ビル(WAREHOUSE Konan)1階
・主催:Logistics Architecture(ロジスティクス・アーキテクチャ)研究会
・企画:中崎隆司(建築ジャーナリスト&生活環境プロデューサー)
・理念とデザイン:渡邊大志(建築家・早稲田大学准教授)
・特別協賛:東京倉庫運輸株式会社
・協賛:株式会社リソーコ
・協力:イーソーコグループ


■ トークイベント及びオープニングパーティ
・開催日:2019年7月5日(金)
・時間:トークイベント18:30~19:30(受付開始18:00)
オープニングパーティ19:30~21:30
・入場料:無料(事前登録制)
・定員:30名
・会場:Warehouse Market Tokyo「ENTREPOT(アントルポ)」
      東京都港区港南3-4-27 第2東運ビル(WAREHOUSE Konan) M2階
・プログラム:
  18:30 モデレーター挨拶/
中崎隆司氏(建築ジャーナリスト&生活環境プロデューサー)
  18:35 トークイベント(対談)/
渡邊大志氏(建築家・早稲田大学准教授)
× 加藤耕一氏(建築史家・東京大学教授)
  19:30 オープニングパーティ
  21:30 閉会

トークイベント及びオープニングパーティのお申し込みはこちらから
(https://peatix.com/event/678635%20.html)

■ お問い合わせ先
・早稲田大学建築学科渡邊研究室
住所:東京都新宿区大久保3-4-1早稲田大学55号館N棟805号室
TEL:03-3209-2278 Email: watanabe.taishi.lab@gmail.com
担当:米満光平(よねみつこうへい)