稲門建築会 第６回海外WEBセミナー　「モントリオール　万博・オリンピック・CCA／建築文化の発信拠点」 本橋仁氏（7／1）

稲門建築会 第６回海外WEBセミナー　「モントリオール　万博・オリンピック・CCA／建築文化の発信拠点」のご案内です。


■日時：７月1日（土）　15:00～（日本時間）
　　　　ZOOMによるオンライン開催

■申込：会員氏名、会員番号を明記の上、稲門建築会事務局にメールでご連絡ください。開催日前日にZOOMのリンク先をお送りします。

■申込締切：６月28日（水）

本橋さんからのご案内：
大阪万博の一つ前、モントリオールでは1967年にモントリオール万国博覧会が開催されました。また10年後の1976年には、モントリオールオリンピックが開かれます。
万博とオリンピックという２つの大きな出来事を通して、ヌーヴェルフランスとも呼ばれる、西欧のような街並みも、大きく近代都市へと大改造がなされました。
一方で、こうした街並みの変化に対して、保存運動もなされます。その一人が、フィリス・ランバートです。彼女は、マンハッタンにあるミース・ファン・デル・ローエの代表作であるシーグラムビルの計画ディレクターも務めた人物です。故郷のモントリオールの変化を憂い、彼女は都市の記録保存活動に乗り出します。
そして、CCA（カナダ建築センター）を設立します。このCCAは、貴重な多くの近現代建築家のアーカイブズをはじめ、CADデータの収集といったボーンデジタルの建築資料保存などの先進的な活動、またこうした研究成果を出版や展覧会を通して世界に発信するなど、世界からも多くの注目を浴び続けています。
セミナーでは、モントリオールの歴史と建築について触れながら、CCAの活動なども紹介する予定です。

https://www.toumon.arch.waseda.ac.jp/7635