なりません。
なかなか難しい質問です。 この質問に答えるには、早稲田大学建築学科がなぜ創設されたのかを理解する必要があります。日本に西洋的建築学を持ち込んだのは、東京大学(当時工部大学校)の教授を務めたジョサイヤ・コンドルです。コンドルの思想は、建築家の主体性に力点を置く理想主義の色彩が強く、その思想は弟子の辰野金吾やその弟子にも大きな影響を与えます。しかし、明治20年代以降、日本が富国強兵を推し進めるなかで、
留学については、建築学科のWebでも詳しく説明しています。 建築学科では、一年生から専門の製図教育が始まり、4年生の卒業計画まで連続しています。この製図系科目を履修できないと留年することになります。学部において留年せずに留学するには、留学先と早稲田大学が単位互換をしており、かつ日本で履修するはずだった製図系科目に相当する科目が留学先にあり、それを履修する必要があります。 具体的な例としては、2年生
空間表現に関する建築学科としての位置づけは、建築学科のHPの中で説明しています。 建築学科は、空間表現に対して「多様性に富んだ人物を見いだし、集結させること」を期待しています。入試は総合的能力の判断ですので、空間表現だけを過度に特別視することは不要です。 入学後の結果から見ると、デッサンが上手い学生もいますし、下手な学生もいますが、入学時の程度の差は、入学後の学習を通じ、十分に埋めることが可能な範
建築学科は毎年160名の新入生を迎えます。彼らに将来の夢を聞くと、多くの学生が建築家になりたいと答えます。この場合の建築家のイメージは、製図台やパソコンに向かい、施主と共に新しい建築デザインを追求するアーティストという感じでしょうか。しかし実際に建築を建てるには、デザインだけでなく、構造的な問題や室内環境、エネルギーの問題、実際にどうやってそれを建設するのかといった問題を解決しなければなりません。
学部生および大学院生の進路・就職先については、学科Webに詳しく掲載しています。 調査時には、海外留学を希望していたり、海外の設計事務所に就職を希望していたりする学生もいますので、就職率は100%! とは言い切れませんが、4月に就職を希望する学生を母数とすれば、学部卒・大学院修了ともに、ほぼ100%と言ってよい就職率です。 学部卒は、建築を一通り勉強した技術者という扱いですが、大学院修了生は専門分
建築学科では、試験方式別に学生の追跡調査をしていますが、早稲田建築AO入試で入学した学生は、比較的優秀な成績で卒業しています。数学や物理がどうしても履修できず、退学する学生も若干名おりますが、割合としては他の入試方式と同程度です。