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建築家・吉良森子(オランダ在住)講演会のご案内

建築学科のOB組織である稲門建築会は、2007年度稲門建築会特別功労賞の受賞者、吉良森子(きら・もりこ)さんをお招きし、講演会を開催します。

  テーマ:オランダ、日本での建築活動『これまでとこれから』
  日 時:2013年7月2日(火)18:30より
  場 所:理工キャンパス62号館1階大会議室
  申 込:不要
  参加費:無料 

吉良さんは、1989年早稲田大学建築学科大学院在学中に、デルフト工科大学へ2年間留学したのち、1990年、早稲田大学建築学科大学院を修了されました。
1992‐1996年、レム・コールハースのアシスタントをしていたベン・ファン・ベルケル建築事務所 (UN studio)に勤務し、1996年、アムステルダムに建築事務所を設立しています。

その後、1998‐2002年オランダ住宅・国土開発・環境省建築局勤務、2004‐2010年アムステルダム市美観委員会委員など、オランダで活躍される一方、2010年からは、神戸芸術工科大学環境建築学科で客員教授をされています。

オランダを主な拠点に活躍する吉良さんは、16世紀末から幾度も改修が繰り返されてきた「シーボルトハウス」や19世紀末に建てられた教会の改修を手がけた経験から、新築の設計を手がける際にも、その建築が将来の改修でいかに「変わる力」を持つことができるかを考えるようになったとこと。

今回の講演では、数十年、数百年の間、改修を重ねながら生き生きと使い続けられる建築とはどのようなものなのか、そこに至るまでの過去「これまで」と「これから」を生きていくクライアントや場所、近隣との出会いからひとつの建築が生まれるプロセスについてお話しが伺えると思います。

みなさま是非足をお運びください。