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第3回 BIM による建築生産と施設運用の高度化関するシンポジウム ―建設と不動産の一体的な DX の可能性 ―  2023/3/10 13:15~17:00

理工学術院総合研究所の研究プロジェクト(石田研、高口研が参加)は、以下のシンポジウムを開催致します。
奮ってご参加下さい。

第3回 BIM による建築生産と施設運用の高度化関するシンポジウム
―建設と不動産の一体的な DX の可能性 ―

日時:2023年3月10日(金) 13:15-17:00 
会場:場所:西早稲田キャンパス63号館2階 大会議室(定員100名:無料)
   オンライン会場(定員300名:無料)

プログラム
 主題解説:BIMの社会実装と建築産業の将来に関する考察
      石田航星 早稲田大学理工学術院創造理工学部建築学科准教授
 特別講演:デジタルツインによる河川空間の整備・管理におけるBIM/CIMの取り組み
      早川潤 国土交通省 水管理・国土保全局治水課 企画専門官
 講演: 1.不動産管理・FMにおけるBIMの活用とその展望
        板谷敏正 プロパティデータバンク株式会社 代表取締役会長
      2.東京オペラシティにおける不動産管理BIMの導入
        大野晃敬 東京オペラシティビル株式会社 取締役管理部長
  3.BIM導入の効果と課題~BIMモデル事業を通して 
        酒本晋太郎 新菱冷熱工業株式会社 デジタルトランスフォーメーション推進本部
  4.DXによる既築建物の脱炭素化への取り組み 
        高口洋人 早稲田大学理工学術院創造理工学部建築学科教授
 質疑応答・ディスカッション 
 ネットワーキング

主旨
新築プロジェクトにおいてはBIMソフトウェアを活用することが一般化し、数多くのBIMデータが作成されている。これはBIMソフトウェアの活用が設計者や施工者にとってもメリットが感じられる点が多数存在し、発注者からの要望がなくても自主的に実施する動機が存在することが大きい。一方で既存建築物においては、BIMデータは不動産所有者が自己資金で作成することが求められるため、不動産所有者側にBIMデータを保有するメリットがないと、BIMデータを作成する動機が生じづらい。そのため、BIMデータの作成は主に新築プロジェクトを中心に実施されてきている。一方で不動産管理においては、施設の運用か管理における各種情報をクラウド上で管理する手法が徐々に広がってきており、不動産管理のデジタル化は非形状情報を中心に活用が広がりを見せている。そのため、蓄積された不動産管理に関する情報とBIMデータを連携させることが出来れば、より付加価値の高いデジタルデータの活用方法を示すことができる可能性がある。
 このような状況を踏まえ、本シンポジウムにおいては不動産所有者にとってのBIMや不動産管理クラウドを活用するメリットが何かを議論した上で、デジタル・トランスフォーメーションの進展により、「建設業と不動産業」、「インフラと民間所有不動産」の連動の可能性について議論を行う。各分野のオピニオンリーダーを集め、シンポジウムを開催することとした。

主催:早稲田大学理工学術院総合研究所
共催:早稲田大学建築学研究所
後援(予定):国土交通省,日本建築学会,日本建設業連合会,日本建築積算協会
建築コスト管理システム研究所, 日本ファシリティマネジメント協会
問い合わせ先:早稲田大学 石田研究室 ishidalab_BIM@list.waseda.jp

参加希望者はちらしのコードを読み取るか、以下フォームに回答してください。
https://forms.gle/TpqTVzG2CVfUbJPi7

チラシはこちら